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高機能インテグラーゼによる遺伝子ノックイン
2024年09月06日
遺伝子と特定の場所にノックインする方法は未だ効率が悪いのが現状です。プライムエディターなどで、特定の場所にattachment (att) siteに挿入して遺伝子を、att部位にいれる手法などが報告されています。この論文では遺伝子を挿入するインテグラーゼとしてPhiC31とBxb1の活性をファージ連続進化法(intePACE)で数百回の突然変異誘発を行い、新たな高活性体を見出しました。この方法をPrime Editと組み合わせて、von Willebrand因子(VWF)と呼ばれるきょだいな因子(15.7kb)も挿入ができるとのこと。興味深いです。。
Nucleic Acids Res, Volume 52, Issue 14, 12 August 2024, Page e64, https://doi.org/10.1093/nar/gkae534